22   Mar   2022

Salam Groovy Japan 様 にてジャパン・ムスリム・アクセス (JMA)が紹介されました!

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2022年3月20日

Salam Groovy Japan 様 にてジャパン・ムスリム・アクセス (JMA)が紹介されました!

 

無償ハラール認証でムスリム対応店広めるジャパン・ムスリム・アクセス | | Salam Groovy Japan

 

無償ハラール認証でムスリム対応店広めるジャパン・ムスリム・アクセス

ムスリムが日本で困っているのが、食事と礼拝場所が少ないこと。その問題を解決しようと、ジャパン・ムスリム・アクセス(Japan Muslim Access/JMA)では、飲食店などにハラール認証を無償で発行しており、礼拝施設の設置を推進しています。
代表理事の参田佐利夢氏に、団体設立の経緯や活動内容などについてうかがいました。

ハラール認証を手渡す参田氏

無償ハラール認証を行う理由

私は、35年前に日本に移住し、日本国籍を取得しました。出身はパキスタンです。私が日本に来た当初に比べると、ムスリムへの対応やハラールの知識は多少広がってきていますが、まだまだ足りないですね。

日本でムスリムが暮らす際に困ることは、食事と礼拝。日本では、ハラール食を扱っている飲食店が少なく、気軽に外食ができません。また、外出先で礼拝施設が近くにないときは、駐車場の隅などでお祈りしなければならないこともあります。日本全国にモスクは増えましたが、ムスリムは毎日5回お祈りをしますから、モスク以外にも礼拝場所がたくさん必要なのです。

マスジド代表者会議

ハラール食が増えない原因の一つは、ハラール認証取得費用ですね。
飲食店から「ムスリムに来店してもらうためにハラール認証を取りたいが、費用が高いため躊躇している」という声を多く聞きました。小さな飲食店などでは、高額な費用を払ってまで利益を出せるか、心配する気持ちはよく分かります。

私は、ムスリムが安心して食事ができる場所を増やすために、無償でハラール認証を発行しようと思い立ち、2017年3月にジャパン・ムスリム・アクセスを設立。飲食店やホテル、コンビニエンスストアなど、生活に密着する施設を対象に、無償ハラール認証の発行を始めました。

遠方の場合は交通費や人件費をご負担いただくこともありますが、認証発行は 無償。食品メーカーなどの場合は、審査に必要な経費があるため、低額ではありますが、費用をいただいています。

ハラール認証を発行する際にお願いしているのが、礼拝場所の設置。場所さえご用意いただければ、礼拝に使うマットや女性が被るヒジャブ、キブラの印などを無償で提供してきました。ムスリムのための礼拝場所を増やすことが目的ですから、施設側になるべく金銭的な負担をかけないようにしています。

飲食店・宿泊施設・工場等ハラール認証にご興味を持たれた皆様、是非ハラール認証発行してみませんか?

善い行いをすれば、神様に認めてもらえる。ムスリムが暮らしやすい環境を日本に広め、神様に認めてもらうことが、私にとっての報酬なのです。

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